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宇宙からの招待状2017/9/9(土) 20:30
こんにちは、ホイリーです。

時間はできるものではなく創るもの。この数年でやっと学びました(遅)。ということで今日は3本目の更新です。

夜空に見上げる月がだんだん地球から離れています。一年にしたら微々たるものですが、それでも少しずつ離れているようです。占星術での月は感情や潜在意識を司りますが、もしかしたら人はこれから感情や潜在意識からだんだん解放されていくのでしょうか。

月は身体という象徴もあります。感情といい身体といい、人間の原初的な部分を司っているのが月です。だから他のどの天体よりもその人に密着しており、染みついています。その月がだんだん地球(私そのもの)から離れている・・・。

実際の天文としての天体の変化と占星術の象徴に相関関係はないとする見方もありますが、私は地球から見た惑星の動きはもとより、距離や明るさの変化などもその星の影響力を変えていくと思っています。

例えば明治10年に火星の大接近がありー2.5等まで火星が明るくなりました。火星は占星術では戦いやトラブルを示すとされていますが、この頃日本では明治維新の混乱による西南戦争が起こり西郷隆盛が亡くなりました。

話が逸れましたが、人間からカラダとココロが少しずつ距離をとっていく・・・。そんな未来がやってくるのでしょうか。答えは私たちの何代も何十代も後を生きる未来の人たちが知ることになるのでしょう。

月が今後順調に(?)地球から離れるならば、未来の人たちはいつか皆既日食を見れなくなります。先日北米を中心に皆既日食を観測したばかりでしたが、もうあんなにぴったりと月は太陽を隠してくれなくなります。少し、光がはみ出ます。

そうなると皆既日食に投影していた占星術的象徴も必要なくなりますし、天文現象としても皆既日食は過去に流れていくのでしょう。今朝の記事にも書きましたが、物事にはいつか終わりが来るのですね。ささいな日常の出来事から、宇宙規模まで。

地球には大地というどっしりした地盤があるため物質的な執着や感情による自他の束縛に傾きがちですが、宇宙は絶えず「万物は変化する」という招待状を送り続けているのかもしれません。

私たちがもっと軽やかに生きるために。独占するよろこびから分かち合うよろこびを知るために。

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