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木枯らし~練習曲 Op25-11 amoll2022/1/18(火)
1.

「練習曲集 作品25」は、1832年~37年に作曲され、
リストの内妻でもあったマリー・ダグー伯爵夫人に献呈された
リストは、練習曲というものをその概念を超えた演奏会用の
曲目としてとらえることで成そうとした
しかしショパンは違っていて、形式的にはアカデミックだが
内容的にはまったく新しい「僕自身のもの」であるという自信
が溢れている 
その内容とは、まず、技巧的に斬新かつ大変高度なものばかりで
4オクターヴ以上の音域で上下行するようなものは過去の練習曲
には見当たらなかったし、音楽とペダルが不可欠に結び付いてい
る  ショパンの練習曲では、熟考されたペダリングなしで弾け
る曲はひとつもない さらに、旋律も和声的にも魅力的で美しく、
カンタービレ(歌うように)を強く求められる難曲
この第11番「木枯らし」は、右手の半音階で下降する急速なパッ
セージと、上下行する広いパッセージがふんだんに使われている
最初の前奏のような4小節は作曲当時はなかったが、発表前に
友人の勧めで付け加えたといわれる

◆ショパン:練習曲Op25-11 amoll 木枯らし
https://www.youtube.com/watch?v=GGtsWVIXFg4
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