小貫音楽教室
東京都葛飾区立石のピアノ個人レッスン
ホーム
Profile
アクセス
概要&料金
体験レッスン
ご入会までの流れ
アルバム
日めくり音楽帖
メール
リンク
日記編集
編集キーを入力して編集ボタンをクリックしてください。
続々 鍵盤の魔術師 カツァリス
2022/ 5/ 2(月)
アンコールも多くの作品を演奏された。
「音楽でのボイコットの反対してます
音楽は平和と人の結びつきをつなげるものです
なので2人のセルゲイの曲を弾きます」とメッセージがあり、
セルゲイ・ボルトキエヴィチ(ウクライナ)
セルゲイ・ラフマニノフ(ロシア)の作品の他、
新しいCDより
・ギリシアの島々の8つの舞曲より
ヤニスコンサタンツィニデス
・ショパン ワルツ7番 cis moll
・桜の主題による即興曲
と大盤振る舞い!
カツァリスの指はどちらかというと男性にしては小さ目で
きゃしゃなように見えたが、迫力あるffから儚げなppまで
自由自在に音を紡ぎ出す・・・やっぱり鍵盤の魔術師だった。
そしてYAMAHAの新機種での音も特に低音がいい音だった。
続 鍵盤の魔術師 カツァリス
2022/ 4/30(土)
プログラムの後半はC.サン=サーンスの
動物の謝肉祭14曲すべて ピアノソロで!
編曲もカツァリス自身も携わったよう。
11曲目の「ピアニスト」は、ヘタクソな
ピアノを繰り返しおんなじところを練習
してるヤツも、まるで変わった動物の
一種である、とサン=サーンスの痛烈な
皮肉を込めた一曲だが、これは管弦楽では
ピアノソリストがわざとヘタクソに、音階
練習のようなメロディを弾いて、観客と共に
ニヤニヤするシーンだが、プロピアニストが
いくらヘタ風に弾いても、やっぱりうまい。
カツァリスも同様で、わざと音を外したり
サービス精神旺盛に、カタコトの日本語で
「モウ、ヤリタクナイヨー」とセリフまで
入れてくれた。
最後はサン=サーンスの交響曲3番op78R176
よりII a II b だったが、これが大変な難曲で
そもそも交響曲をソロ演奏するだけでも
とてつもないパッションとメカニックが必要で
圧倒された。
ー続ー
鍵盤の魔術師 カツァリス
2022/ 4/26(火)
2020年7月に予定されていたシプリアン・カツァリスの
リサイタルが再再延期を経て、ようやく開催された。
世界的ピアニスト兼作曲家として、また90年代に日本で
放映されたショパンのマスタークラスのレッスンも行い、
その個性的な演奏のファンも多く、カツァリス自身も
日本びいきらしい。
オープニングから即興演奏とあり、一体どんな演奏かと
ワクワクしていた。期待を越える美しい静かなメロディ
から始まり、バロック風だったりベートーヴェン風もあり、
シューマンぽかったりと、もういくらでも弾き続けられる
のだなあ〜とうっとり♪
ベートーヴェンの葬送行進曲はコロナの犠牲者への追悼
として演奏され、悲しみの中にも力強さがあり、音が
柔らかい。
続くヴァイオリンソナタ「春」と「クロイツェル」は
てっきりヴァイオリニストと共演するのかと思っていたが、
2曲共、ピアノソロ演奏だった。
ピアノソロで聴いたのは初めてだったのでとても新鮮!
プログラム解説にも、「春の冒頭のメロディの美しさは、
ヴァイオリンならではと思っていたが、あたかもピアノ
ソナタであったかと錯覚するほど、優美で流れる春風の
ようである」とあり、しごく納得した。
クロイツェルもベートーヴェン自身が「協奏曲のように
競いあうヴァイオリンのオブリガートがついたピアノ
ソナタ」と言っていたらしく、ピアノだけも充分に
聴きごたえがあった。
ー続ー
すみれの花咲くころ
2022/ 4/19(火)
1.
2.
「すみれ」のイメージ
・清楚 ・健気 ・地味なのに人気あり
・ステキだけど目立たない
・ひっそり咲いてひっそり散っていく
でも人の心に強く残る香水みたいな花
そして宝塚歌劇団のテーマソングとして
有名な「すみれの花咲くころ」は
ド派手な宝塚に合うのだろうか?
と昔は思っていたが、厳しい練習と華やかな
ステージの内にはすみれのような献身的な
芸術への思いが詰まっているのだと思う
「すみれの花咲くころ」の原曲は驚くほど奥深い
1929年のバリでドイツの流行歌『白いライラックが
また咲いたら』のヒットを受け、それを仏語カバー
した『白いリラ(ライラックの仏語)の咲く頃』が
流行していた
その頃、渡欧していた宝塚歌劇団の演出家がパリの
流行歌を何曲か持ち帰り、宝塚の持ち歌として
カバーしたらしい
そのとき「ライラックやリラ」では日本に馴染みが
薄いから「すみれの花さくころ」にしたという
サウンドはシャンソンそのもののエスプリあふれるのに
「すみれの花咲くころ」という歌詞がすごくマッチしてて
まるでこの歌詞のためのメロディに聴こえる!美しい!!
◆Wenn der weiße Flieder wieder blüht
白いリラの咲くころ
https://www.youtube.com/watch?v=iBCrsb71M-o
◆すみれの花咲くころ:はいだしょうこ
https://www.youtube.com/watch?v=JondDXcIDrU
八重桜
2022/ 4/12(火)
よく行く郵便局の隣に咲いた八重桜
ソメイヨシノは楚々とした薄倖な美人としたら
八重桜はエネルギー満タンの次女もしくは末っ子?
とにかく華やか!アッパレ⭐︎⭐︎⭐︎
スプリング・ソナタ
2022/ 4/11(月)
1.
2.
ベートーヴェンの通称スプリング・ソナタは
「ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24」のことだが
後世の人間によって「春」と呼ばれている
全10曲あるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ中、
第9番「クロイツェル」同様の知名度で人気曲
この曲はベートーヴェンが30~31歳のころ書かれたが
同時期に交響曲第1番も着手し、作曲家としての勝負曲
でもあった
しかし、この頃から難聴との闘いも始まった上、ヨーロッ
パはナポレオン戦争へ突入した
この曲の依頼者のフライ伯はベートーヴェンやシューベルト
なども支援したが、戦争の渦で破産に向かってしまった
輝かしい未来の象徴である「春」もベートーヴェンには、
過酷な運命の始まり、、、ともいえるが、聖人はやはり
人並外れた強靭な精神で突き進んでいく
スプリング・ソナタはそのまばゆい光で満ち溢れている!!
◆ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24
https://www.youtube.com/watch?v=kwvfCR2DXxI
◆画像下:30歳頃のベートーヴェン
4月 松雪草 ~四季より~
2022/ 4/ 5(火)
1.
2.
~四季より~ 4月 松雪草
明るい光が積もった雪を通して かすかに光り
こんなに青く清らかな 松雪草が輝いている
古い運命への涙の最後 そして幸福の夢への
最初のあこがれ…
詩:マイコフ
北国の人々にとっての春を待つ気持ちは格別で、春を
告げる花とされる松雪草は、輝かしい光だけでなく
希望さえも与えてくれる
清らかな松雪草に春の訪れの喜びと、過ぎ去ったときを
回想する思いを託し、無言歌風の作品になっている
ところで松雪草はスノードロップ(雪のしずく)の和名だが、
学名はガランサス・ニバリスといい、ガランサスはギリシャ
語で「乳のように白い花」を意味し、ニバリスはラテン語の
「雪(nivis)」を語源としているらしい
ゆえにこんな言い伝えがある
「禁断の果実を食べてエデンの園を追われたアダムとイヴ
悲しむイヴをあわれんだ天使が、舞い落ちる雪をスノー
ドロップの花に変え「もうすぐ春がくるから絶望しては
いけませんよ」とふたりを慰めた」
そんなところから希望、慰めが花言葉になっているのか
◆チャイコフスキー 四季より 4月 松雪草
https://www.youtube.com/watch?v=wiE4Mx-BSNc
編集キー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
簡単ホームページ作成サイト GREEN*
Green