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裁断の前の一工夫2010/7/4(日) 06:53
布を裁断する前に、一工夫するだけで、
出来が違ってきます!

布を裁断する際、パターンを布自体に書いたり
または、他の紙(トレッシングペーパー等)にパターンを写してその紙を布の上に置いて、裁断しますよね。

その時、布の縦と横をきちんとそろえることが大切です!
柄物の場合、柄に合わせると良いのでそれほど気にしなくてよいのですが、
無地の場合が大変です!

裁断の時の(地直し)ちょっとした工夫を、つぶやきます~

まず、布帛の場合、(布帛とニットの違いは前のつぶやきで確認してね~)

「縦」は、布の「耳」と呼ばれる脇の部分があるのでこれを基準にします。

問題は「横」です。
横線は、大体お店の方がカットしてますので、絶対にまっすぐということはありません!
これをまっすぐにするために、横糸を一本抜きます!
糸をずっと引っ張っていくと、布に一本の線ができます。

糸は、引っ張ると切れる時があります。(というか、ほとんど切れます)
でも、形が付いているので大体の目安になります。
見にくい時は、切れた糸を目打ちなどで拾って、そこから引っ張り直します。

そして、その形を切るとOK!
まっすぐな「横」が出来上がります☆
この「横」を基準にしてパターンを置いてください。

縦と横ができた時点で、布が明らかに平行四辺形の時は、長方形になるよう、アイロンをかけると、よりGOOD☆

ニットの場合は、そういうわけにはいきません。
(横糸が抜けないから)

そこで、どうしたらよいか分からず、手芸専門店「RIckRack」さんに問い合わせました。
ニットの場合は、パターンの縦とニットの縦(耳)が平行になっていれば、だいたいOK とのことでした。
ニットの場合伸びが生じるので、布のゆがみはあまり気にならないのでしょうね!
(布自体も斜行してますし・・・。)

柄物の場合は、柄を優先してくださいね。

裁断前にこの一工夫を(地直し)すると、大物を作った時に布のゆがみがなく、気持ち良く作品を作ることができますよ☆

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