天高く澄み渡る空に秋の風も感じる10月29日（土）、とくぶん祭が開催されました。
　昨年と同じくコロナ禍に見舞われた今回も、様々な制約の中で実施となりました。今年もステージ発表のみの午前中開催で、飲食物を提供する催し物や縁日等の体験を伴う催し物は実施されませんでした。

　観覧者は１家庭につき２名までとし、学部ごとに観客を入れ替えるなど対策が講じられました。他学部の演技を見られなかったのは残念でしたが、ステージとの距離がとても近く、ゆとりのある空間で子どものステージを見学できました。子どもたちのキラキラした姿や笑顔は、私たちのエネルギーの源であり、宝です。様々な工夫を凝らし、このような機会を与えてくださり感謝申し上げます。

　また、保護者誘導や受付などのお手伝いをしてくださったＰＴＡの皆様、誠にありがとうございました。感染対策に万全を期すことで、すばらしい「とくぶん祭」を実現することができました。
　来年こそはコロナが収束し、広く一般の方々にも達成感や自信に満ちあふれた子どもたちの姿をお見せできることを、願ってやみません。

　今年度も視聴覚委員会は高等部の各種委員会の紹介をします。
　第３回は保健委員会です。
　保健委員会は９人で活動しています。

　委員長をはじめ、委員会のメンバーにインタビューをしました。

Q.「主な活動内容は？」
A.「ごみ袋作り」
A.「掲示物のテープ貼り」
A.「トイレの消毒」
A.「自己紹介カードを掲示板に貼る」

Q.「この委員会を選んだ理由は？」
A.「トイレの掃除をするのが得意なのでやってみたいと思いました。」
A.「みんながコロナにならないようにするために保健委員になりました。」
Q.「難しいことは何ですか？」
A.「新聞紙を折る仕事です。」
A.「友達と協力することです。」

Q.委員会活動への意気込みをお願いします。
A.「トイレをピカピカにします。」
A.「使う人のことを考えて、きれいにします。」

　10月5日（水）に、櫛浜市民センターにて高等部の作業学習（木工、窯業、縫工、農業、総合、自立）で制作した商品をサービス班が販売しました。また、今回は、センターの職員の方と一緒に喫茶サービスにも取り組みました。

　短い開催時間のなか、多くの地域の方々にお越しいただき、ご購入いただきました。直接お客様からお聞きしたことや言葉がけから、多くのことを学ぶことができました。

　9月30日（金）高等部作業学習のサービス班が、櫛浜市民センターの清掃活動をしました。これまで校内の清掃で学んできたことを、地域の清掃活動に生かし取り組むことができました。センターに来られた方々からも数々言葉がけをいただき、貴重な学びとなりました。今後も継続していく予定です。
画像　上：センター正面入口および階段
　　　中：支所内ロビー
　　　下：廊下

　10月４日（火）に、周南フィルハーモニー管弦楽団の方々をお招きして、「ふれあいコンサート」が開催されました。子どもたちが触れる機会の少ない本格的な弦楽器演奏を、身近な場所である体育館で聴いてもらい、一緒に表現する喜びやコミュニケーションする楽しさを味わう企画です。

　クラッシック、アニメのテーマソング、まどみちおさんメドレーなど年代やジャンルを問わず楽しめる曲が披露されました。知っている曲で歌をくちずさむ子や思わず手拍子をする子どもの様子も見られました。

　また、〝おもちゃのシンフォニー〟では、子どもたちに打楽器（タンブリン・鈴・カスタネットなど）が配られ、指揮者に合わせてリズム演奏をし、会場が一体となって音楽を楽しみました。学部ごとに専門用語を伝わりやすい言葉に変えてくださり、リズム演奏では小学部の子どもには、リズムが取りやすいよう変更されていました。

　心に響き渡るすばらしい楽曲とともに、演者の皆様の優しさがあふれていました。演奏に魅了され、芸術の秋にふさわしいコンサートとなりました。

　10月６日(木)に避難訓練を実施しました。今年度９月より、ＰＴＡ役員のみなさんが中心となって準備してくださった、防災リュックを持って避難訓練を行いました。防災リュックを持って速やかに避難することができ、「お・は・し・も」等の防災安全の意識を高めることができました。

　9月27日（火）に、令和４年度第２回ＰＴＡ評議員会が開催されました。
　本年度前期の活動及び後期の活動予定、次年度の役員選出、とくぶん祭の準備、ＰＴＡ研修会、ＰＴＡアンケート、綱紀保持に係る研修会、子どもたちの「自立と社会参加」に向けた熟議について、協議や報告が行われました。

　評議員会終了後は、事業部、研修部、防災・広報部の各専門部に分かれ、後期の活動について活発な協議が行われました。
　コロナ禍で制限のある生活が続きますが、子どもたちのために後期もＰＴＡ活動に励みたいと思います。