年末があまりにも慌ただしく、日記も全然アップ出来ないまま新年を迎えてしまいました。

昨年は、震災・台風・原発問題…人の無力さを痛感する出来事が沢山ありました。

そんな中、舞台に立つ事にためらわなかったのは、ハピスマの活動があったからだと思います。

その昔、炭鉱には掘る人と別に、面白い話をして掘っている人たちの気分を和ませる「スカブラ」と呼ばれる人が一緒に穴に入っていたそうです。
その人がいるのといないのとでは、トラブルの数や作業効率が全然違ったそうです。

私たちのやっている舞台の仕事は、「スカブラ」と似た役割を持っていると思います。

震災後間もなく「ウェディングシンガー」を見た時にそれを痛感しました。

こんな時だからこそ、人々の心が元気になる様な活動をもっともっとやりたいと思います。

新年はジキル＆ハイドの稽古が早々に始まりますが、１３日に石巻市の保育園へ訪問公演に行ってきます。子供たちの笑顔を沢山見れるように頑張ってきます。

私が自分の思いにまっすぐに取り組めるのは、家族の協力・支えてくれる皆様のおかげです。本当に感謝しています。

こんな私ではありますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。