ウェラワーリーは、日本に住んでいる外国籍の方やそのご家族、
お子さんたちを支援する団体です。
活動は、主に、皆様から「寄り添いホットライン」にお電話いただくことで、スタートします。
そして、必要であれば、同行支援や通訳、翻訳も行います:
■ 1.よりそいホットライン ■
このホットラインは、日本国内からであれば、全国どこからでも、
無料でかけられるフリーダイヤルです。
(海外からはかけられませんのでご注意下さい)
あなたの声をきかせてください。
あなたに寄り添い、あなたをサポートする機関につなぎます。
私たちは、「NPO法人一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」に
参加しています。
< 電話番号 >
・ 0120-279-338(内線2)
・外国籍の方は、アナウンスが聞こえたら、ボタン「2」を押してください。
< 受付時間 >
・日本語は、毎日、24時間通話可能です。
・水曜日の16:00~22:00:英語、タイ語、スペイン語、ポルトガル語
・土曜日の16:00~22:00:英語、タイ語、中国語、韓国語
< 情報提供 >
私たちは、主に次のような情報を提供し、必要であれば、同行支援を行っています:
・日本での生活
・家庭内暴力(DV)、性的被害、人身売買、ストーカーなどの被害者支援
・在留資格(ビザ)
・健康(からだとこころ)
・教育
・法律(離婚、親権、労働の裁判など)
・翻訳
・通訳
・同行支援(管理局、福祉事務所、法テラス、法律事務所、家庭裁判所、病院など)
<ホームページ>
http://279338.jp/yorisoi/foreign/index.html
■ 2.設立までの流れ ■
1980年代から、日本はグローバル化の影響を受けるようになりました。
たくさんの人たちが国境を越えて、外国に住むようになりました。
その結果、日本の国内外でも、日本人と外国人との国際結婚が増えました。
それと同時に、いろいろな国際結婚の問題が明らかになってきました。
特に、外国人との結婚では、同国人同士の結婚よりも、
複雑で根深い問題が生じやすくなっています。言葉や文化の違いが原因で、
パートナーとの間に問題が起きるケースが増え、それが、
多くの離婚や家庭内暴力(DV)へとつながっています。
日本に住む外国籍の方で「日本語は難しい。日本の文化は、自分の国の文化と違う」
と、強く感じている方は多いと思われます。
日本語で、自分の気持ちを正確に伝えることは、さらに難しいことです。
その上、母国語ですら、解決が難しい問題(例えば、離婚やDVなど)に
立ち向かうことは、とても大変なことです。
ウェラワーリーは、このような問題に直面されている、
日本に住む外国籍の方たちをサポートするために設立されました。
■ 3.これまでの活動 ■
ウェラーワリーは、日本で始めて、外国籍のメンバーが主体となって、
設立されました。
私たちが、一番大切に考えているのは、電話で相談を受けるだけでなく、
おひとりおひとりの問題に対して柔軟に対応し、
必要な場合には「同行支援」も行う、というサポート体制をとることです。
< 2013年11月 >
在京タイ大使館からの助成金の認可。
< 2013年10月 >
フィリップモリスからの助成金の認可。
タガログ語も追加して、7言語対応を開始。
< 2012年4月 >
NPO法人一般社団法人 社会的包摂サポートセンターによる
「寄り添いホットライン」に、6ヶ国語(英語、タイ語、中国語、
韓国語、スペイン語、ポルトガル語)で、参加。
http://279338.jp/
< 2011年7月 >
ザ・ボディショップニッポン基金の助成金の認可。
http://www.the-body-shop.co.jp/values/act_japan/grant.html
< 2011年6月 >
NPO法人全国女性シェルターネットによる「パープル・ホットライン」
に参加。タイ語のホットラインによる電話相談を実施。
http://nwsnet.or.jp/purpleline/index.html
< 2011年4月 >
ウェラワーリー(WEALAA・WAAREE)設立。
< 2011年2月(2011年3月まで) >
内閣府男女共同参画のプロジェクト
(パープルダイヤル―性暴力・DV相談電話)
外国語のDV専用ホットラインの電話相談のタイ語を担当。