星の伝書鳩
これからは外ではなく、私のなかに星をみつけるでしょう
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#ほしでん 041~050
■ コラム5
#ほしでん041~050までの星回りは時期でいうと2017年春分から4月中旬にあたります。水星が牡羊座の0度を通過し春分をターニングポイントにして各々の進むべき道を見つけた時期だったように思います。同じころ太陽は小惑星キロンと重なり、金星は逆行していました。今まで触れることを避けてきた柔らかい部分を直視した方も多かったかもしれません。誰かを愛するより先に、まず自分自身を愛してあげることが大切。そんなことに気づいた時間となりました。
041、思い出すとき。
足元に目を向けよう。理想は欲しがるほど遠ざかり、求めるほど逃げてゆく。光り続けるのは外側ではなくいつでも自分自身。周囲に翻弄される必要はない。
042、優れるとき。
私だけに感じ取れる嗅覚が優れていく。嗅覚に従いこれから何を求め、何を想おう。私は信じたいものを信じ、囲まれたいものだけに囲まれていたいのだ。
043、始動するとき。
新しい流れをつくりだそう。誰もやっていないなら私が口火を切って始めればいいのだ。世界は常に流動的に進化する有機体。私を取り巻く世界はいつでも変わる準備ができている。
044、結論を出すとき。
いまいちばんしっくり来る答えをひとつだけ形にしてみよう。今だから出せた最善の答えを。自分で決めたというその事実こそが、私に大きな自信をもたらすのだ。
045、目を凝らすとき。
遠くを見つめる必要はない。遠くにあるものは乱反射して綺麗に見えるだけ。いま見たいものは足元にある。それは私をずっと包んでいるささやかな幸せ。
046、見極めるとき。
今この瞬間できる正直な選択を。見極めるのに時間は要らない。むしろそれは判断を鈍らせるだろう。直感はいつも私を最短距離で目的地へ運ぶ。
047、使うとき。
鍵は何のためにそこにある。鍵は手の平で温めるためではなく、この手で使うためにある。アクションを起こそう。私が求める理想は私にしか分からないのだから。
048、炙りだされるとき。
一人ひとりに新しいテーマが与えられる。もう嘘がつけなくなったことや、隠しきれなくなったことに光を当てよう。心の奥で望んでいたことが明らかになる。
049、信じるとき。
特別なこだわりも持たず、ただただ心の底から信じきっているとき、私は凪いで穏やかな心もちでいられる。うれしいサプライズはそんな時に起こるもの。
050、兆しが見えるとき。
地上に光が差し込むように、私の心にも光が差し込んでくる。もっともっとと求めるよりも、今はその兆しを喜びたい。大切なのは明るさではなくその光に気づけること。
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