星の伝書鳩
これからは外ではなく、私のなかに星をみつけるでしょう
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#ほしでん 071~080
■ コラム8
#ほしでん070~079までの星回りは、時期でいうと2017年2月にあたります。この時期は獅子座22度で月食が起こったりその後は魚座8度にて日食が起きたりと賑やかな星回りでした。惑星たちは火星(&天王星)、木星、冥王星が活動宮にてTスクエアを形成していました。こちらも負けじと賑やかでしたね。大きなギアチェンジが起こり未知のステージに飛び込んだ方も多かったような気がします。
070、気づくとき。
気づいた瞬間から変わっていく。もう後には戻れないし、戻るつもりもない。私が歩くルートそのものが道となり、やがて私以外の人たちも歩く道となる。
071、映し出すとき。
まるで鏡が反射するように私の姿がそのまま世界に映し出される。なぜならば私が世界そのもので、世界は私そのものだったから。不思議なくらい、忠実に。
072、遊ぶとき。
日々の暮らしはお料理のようなもの。身近にある材料でいかに美味しく仕上げるかは遊び心なくして成り立たない。イメージと直感に委ねて、私らしい味をつくる。
073、力を抜くとき。
構えるほど緊張し、構えたものがやってくる。恐れるほど増幅し、抱えきれない恐怖がやってくる。私にできることは力を抜き、愛情を持ってこの世界を眺めること。
074、開放するとき。
「世間」も「誰か」も実体のない仮想の相手。初めから存在しないものに心を砕く必要はない。私たちはいつでも自由で稀有な存在だ。
075、選り分けるとき。
玉石混交で溢れた世界。私にできることは宇宙に祝詞をあげ、在りたい自分を共鳴させること。誰にも交わらず、自分だけの音色を響かせること。
076、視点を得るとき。
もうひとつの生き方を知ることはもうひとつの視点を得ること。その数が多いほど私は荷物を降ろすだろう。多様な生き方を知ることは私の人生にも彩りを与える。
077、手を振るとき。
遠くに旅立つ私を見ていてほしい。そして見えなくなるまで手を振ってくれたらそこでさよならしよう。それは終わりの始まり。お互いの旅を祝福する日。
078、誓うとき。
変わりゆく自分を受け入れることを自分に誓おう。時々刻々と星が動き続くように、私の心も緩やかなカーブを描いている。変わらないものは何ひとつないのだから。
079、充足するとき。
自分の充足感は自分で決める。それは他人の言動や環境によって左右されるものではないから。そして満たされたあとに私は呼び声を聴くだろう。次なるステップのための。
080、満たすとき。
全体の豊かさなんて考えても意味のないこと。なぜならこの世界は相似形だから。私はどれだけ自分自身を満たすかを考えればいい。全体の豊かさや調和は私の形に比例するのだから。
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