日記編集
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ラファエル前派と海王星
皆さまこんにちは。ホイリーです。twitterでラファエル前派のことが話題になっていたので私もおしゃべりをひとつ。

現在六本木ヒルズの52階で開催されているラファエル前派展。私も先日観に行ってきました。ミレイのオフィーリア(写真)がお目当てだったのですが、やはり素晴らしかったです。一途に彼を愛しながらも叶わずついには発狂して歌を口ずさみながら川へ沈んでいく若い女性、それがオフィーリアです。乙女サインの一端が見え隠れします。

星回りから見るとラファエル前派が盛んに活動していた時代は、前回海王星がホームである魚座に滞在していた時代。作品群を観ても出来上がる作品は崇高で素晴らしいのですが(敬虔な宗教画も多いのです)、画家たちの私生活は入り乱れ麻薬で命を失った主要メンバーもいました。

12サインでいうと魚座/乙女座ラインでしょうか。穢れのない理想の世界を細密画で描いた作品は乙女サイン。でもその源は現状にあるたくさんの矛盾(魚サイン)が欲した理想郷の姿でもありました。
ほんとに画家たちの私生活はぐちゃぐちゃだったようです。夫が長期で留守の間、夫公認で友人の画家(妻の愛人)を住まわせたり、モデルの女性が転々と画家たちの恋人や妻になったり。

魚座の支配星回帰で境界線が曖昧になった時代。でも魂はそのたびに磨耗・疲弊し、描かれる作品はおのずと対向サインである乙女らしい、細密な筆致と当時の画壇に反旗を翻した潔癖さが反映されており、そこに救いを求めているように見受けられます。

魚座の海王星は長い時間をかけてあれから一周し、あの時の作品だけが残り人々は皆去っていきました。再び支配星回帰を迎えるいま、私たちはもうあのサイクルを繰り返す必要はありません。前回の事象から何を学び、残していけるのか、じっくり時間をかけて過ごしたいと思います。なんたって海王星は2025年まで魚座に居ますから。


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