日記編集
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暦と自然のリズム
こんにちは、ホイリーです

午前中の空き時間に、窓を開けて身体をほぐしていました。普段はお香を焚くかアロマミストを使うのですが、今日は外から入る風があまりに気持ち良かったので、何もせずにいました。

すると窓の外から耳を疑う、ならぬ鼻を疑う香りが…。気のせいかなぁ、金木犀の香りがしたのです。開け放した窓の向こうには地主さんの大きな金木犀の木がすぐにあり、季節になると我が家は家中、金木犀の香りで満たされます。

私は一瞬、おっちょこちょいな金木犀だなぁと思いました。グレゴリオの暦では金木犀の香りが漂う時期は毎年9月25日前後だと記憶しています。でもその後すぐに考え直しました。もしかして実は、おっちょこちょいなのは私の方かもしれないと。

なぜなら暦通りの一面的な流れでしか物事を把握していないからです。金木犀も春の桜も夏の蝉の鳴き声も、自然の生き物は積み重ねた時間と状況を鑑みてベストなタイミングを弾き出しています。彼たちにとっては、通り一遍にカレンダーとにらめっこしている私の方がおっちょこちょいなのかもしれません。

星がこんな流れだからとか、暦がこんな日取りだからとか、もしかしたら本当は必要ないのかもしれません。それよりも桜のように、蝉のように、体感を第一に身を委ねてみるのもすてきだなぁと、今日は金木犀の香り(仮)を嗅ぎながら、そんな風に思いました。

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