CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Instagram or Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)
https://www.instagram.com/grinning_dog_shinji_kishimoto/
https://www.facebook.com/Grinning-Dog-Shinji-Kishimoto-156904997701936/?pnref=lhc
2014-9-25 Thu
LettuceのギターリストAdamのツアー用ギター達。
先日彼からのオーダーで造ったストラト用Custom Pikcupsが真ん中の74年のストラトに搭載されています。
昨日彼からのメッセージを貰いました。
「Yes! They sound great. I played the strat all weekend with them.」
気に入って使っているようです。
Thanks Adam !

後日Adamから下記内容のメールが来ました。
アメリカで大絶賛のようです。嬉しい限りです。

Hey Shinji, just wanted to let you know that I am loving the pickups and playing my Strat every night on this tour. People keep walking up to me and telling me that my guitar sounds really great! Thank you so much.



STRAT Set for Adam Smirnoff as Lettuce 2014- 9- 4 Thu
LettuceのギタリストAdamからの依頼で制作したカスタムのリヴァース・セットです。
トモ藤田氏からの紹介で彼と繋がりました。
当初藤田氏のシグニチャーを、とのことでしたが、
やり取りしているうちに、ジミ、レイヴォーン&ラウドのキーワードが出てきたので、藤田氏のシグニチャーをアレンジしたカスタム・セットということになりました。
「出来るだけノイズを少なく。」とのことでしたので、
銅箔でシールディングを施してあります。
最近購入した74年のストラトに載せるとのこと。
ジャンボ・フレットに打ち替えて、今回のPUを載せてツアーに出るとのことです。
アメリカで少しでも広く広まってくれると嬉しいです。
藤田さんにはいつも気にかけて貰って、感謝感謝です。ありがとうございます!!



トモ藤田氏 ジャパン・ライヴ2014- 8- 3 Sun
トモ藤田氏のジャパン・ライヴ「SOLO GUITAR & TALK SHOW」のお知らせ!!
彼のSignature Pickups Funkmasterの音も存分にご堪能いただけます。
みなさんで参加しましょう~!!



Custom Order Pickups for Michael Sims2012-12-10 Mon
L.A在住のMichael Smis氏に制作したPickupsです。
今回もマコト氏彼のギターの音を聴いてから「是非紹介して欲しい。」とのことで、
制作することになりました。
Michaelはジャズ、フュージョン系を得意とするギタリストで、ジョージ・ベンソンとも仕事をしていて、
現在はダイアン・シュアーとの仕事がメインになっているとのことです。

今回制作したピックアップはメイプル・ネックのストラト用にLate 50s Style、
ローズ・ネックのストラト用にE60s Style、ローズ・ネックのテレキャス用に55 CASTER、
カスタム・ギター用にカスタム仕様のTB-1 & TB-2。
このカスタム・ギターはFenderから出ていたロベン・フォード・モデルと同じギターで、
このギターのビルダーに造ってもらった物だそうです。

今回どのピックアップもとても気に入ってもらって、音に関して"Sparkle"という表現を使っていたそうです。
それと、「弦1本1本にピックアップが付いているようだね。」とも。
とてもいい表現ですね。嬉しい限りです。
今回Demo Videoはマコト氏がiPhoneで撮った物をそのままメールで送ってくれた物なので、
それぞれ54秒のみの短時間物になっています。
撮影時は各PUの各ポジションごとに演奏していそうですが、短くなってしまいました。
TB-1 & TB-2は再度フル・ヴァージョンを撮り直して貰おうかなーとも思っていますが、
なにせ忙しいギタリストらしいのでなかなか難しいとはおもいますが。

因みにアンプはDumbleを使っているそうです。
Dumbleモドキを散々買い換えたそうですが、結局どれもダメで本物になったそうです。
つい先日もう1本のストラト用に追加で1セット送ったところです。
今回のPikckupsは今後レコーディング、ライヴにと活躍してくれるとと思います。

[Demo Video]
http://www.youtube.com/watch?v=rl7sg8XqFIU



Custom Humbucker for 大谷令文 2011-11-11 Fri
大谷令文氏用に造ったハムバッカーのセットです。

古くからの友人の紹介で始まった今回の製作。
非常に興味深くやり甲斐のある製作作業でした。
わざわざ当工房までお越し頂いていろいろ話をしながらスペックを決定。
マグネットにAlnico 5を使用した60 MODELをベースにアレンジを施したセットで製作。

Neckポジョションはテンション緩めでウォームかつエッジの引き締まったファットではないタイプ。
Bridgeポジションは若干多めに巻いてMid~Lowを強調した出音にもかかわらず、
しっかりトレブリーなHighも出ているタイプに仕上げました。
マグネットはリチャージしてよりパワフル感が出るようにしました。

先日、大音量で鳴らすライヴで使用して頂き、
「凄く良かったです!抜けが良く素晴らしくいい音でした!」との結果報告を頂きました。
今回どちらもAged Versionにて製作しました。

大谷令文 Website:
http://homepage3.nifty.com/wishingwell/ohtani.htm



1954年 Fender® Champion用 Custom Pickup2011-9-1 Thu
1954年のFender® Lap Steel / Champion用のPUです。
TELECASTER®用Pickupの原型でもある本PU、基本的スペックはTELECASTER®用PUの年代別仕様とほぼ同じですが、ワイヤーのターン数は若干少なく設定されているようです。

ボディには54年のマーキングが有りましたが,
ポット・デイトが53年でしたので、A3マグネット&42エナメルの53年仕様にてビルド・アップしました。
ワイヤーのターン数は8,500程度、直流抵抗値が6K台前半です。

*今回ワイヤーに42HPE(Heavy Plain Enamel)を使用。
HPEはエナメルのヘヴィー・ビルドを意味し、エナメル被膜をダブル・コーティングした仕様のワイヤーです。当工房では特注で造ってもらっています。

倍音豊かなロング・サスティーンとブライトなHighが際立つ、
気持ち良い出音のPickupに仕上がっています。

Sho-BudのPickupも研究したいものですねー。



Rickenbacker Lap Steel用 Custom Pickup2011-8-6 Sat
1940年代末期のリッケンのLap Steel SD-6用のPickup製作です。
本来はHorse Shoe Pickupが搭載されているモデルですが、Pickupが無い状態でしたのでCustom仕様のPickupを製作しました。

Horse Shoe PUはU字型の部分がマグネットになっていますが、
これは入手不可能なのでA2のRod Magnetを使用。
この年代のオリジナルのスペックを参考に、
同じサイズのボビンを造り同じゲージのワイヤー(AWG 38)で5,800ターン。
直流抵抗値もほぼ同じ1.85k ohms。

マグネットの突き出し部分もオリジナル同様に1弦→6弦(高→低)へと傾斜を付け、ノイズ軽減のためにマグネット自体にGround処理を施しました。
出音はオリジナルとほぼ同じニュアンスですが、
Rodマグネットの為若干エッジの効いた仕上がりになりました。
台座も含めての製作でしたので結構厄介でしたが、なかなか興味深い仕事でした。


Lap Steelは結構楽しい楽器だと思います。