World & Story
動物たちが住んでいる世界のご紹介と、ちょっとしたお話を載せています。
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「動物村」
「動物の森」の中に「動物村」があります。

 村長のキリコをはじめ、様々な動物さんたちが、自給自足でのんびりゆったり暮らしています。ほしいものがあれば、みんなで物々交換をしたり、この森に無いものがあれば、村で一軒しかないよろずやさんに行ったりしています。

 村にはイラストのような大きな木がたくさんあります。大きな木には大きな果物や木の実が沢山なるので、食べ物には不自由しません。小川や池もあるので、水にも不自由しません。

「動物の森」は広く、お花畑やピクニックに最適な原っぱ、その他、みんなが知らないような秘密の場所がたくさんあるようです。

 そして、不思議なものがたくさんあります。その中のひとつに木の根が電話線代わりになっているといわれている「電話の木」という木があります。

 都会にあるものが動物村には無く、都会にないものが、動物村にはあるのです。




「アニマルタウン 北のはずれ」
 動物達が住む世界にある地図に載っている中で、一番北にあるのが、「アニマルタウン 北のはずれ」です。すぐそばに「不思議の森」があり、一年のほとんどが雪に覆われています。

 だからか、北のはずれに動物達はほとんど住んでいません。北のはずれに唯一ある小さな家に、サンタくまちゃんとしろくまちゃんが暮らしているだけです。

 しかし、こんな北のはずれにも、お魚気球の定期便がちゃんときてくれ(そうでなくても、お魚気球は呼べばどこでも来てくれます)、動物達が見物にやってきたり、日に1回は必ずアニマルタウンの町長さん夫妻が見回りにきてくれるので、あまり寂しくありません。

 特に雪解けの季節になると、沢山の動物達が北のはずれのきれいな景色を見にやってきて、辺りは大変にぎやかになるのです。

 サンタくまちゃんとしろくまちゃんは、小さな家のそばにある大きな木をクリスマスツリーにして、気分によって、色々な飾り付けをして楽しんでいるので、北のはずれに来ると、一年中クリスマス気分が味わえます。