入山される方へ!
入山されるみなさま、入山される前、再度入山準備の確認を行ってください。 また、入山場所は十和田八幡平国立公園の特別保護地区となりますのでルール・モラルを守りましょう。
入山とは、自然環境の中に入るということで、自然界で何が起きるのかわかりませんし、想定外のことが発生しやすい 場所です。そのことを心に踏まえ入山ください。 また、登山道においての事故やケガは、自己責任です。 協議会では、万が一のことを考え山岳保険の加入をお勧めいたします。
入山標語:「山にはベテランはいない。山のベテランには決してなるな。」 「安全第一、無理はしない。引き返すことも登山の楽しみ方のひとつ。」 「良い写真を撮りたい一歩が高山植物。指で触れてもいけない高山植物。」
■山の入山の心得 山は、気象、地形など変移する自然環境であるため、常に危険の中にあるという認識のもとに入山ください。 そのため、事前に目的地の調査、情報、計画、天候のチェック、体調管理、危機管理など認識を心掛けること。 かつ安全で楽しい登山をするために、知識と見識(ルール&モラル)、決して無理な行動をとってはいけないという ことを忘れないでください。 *登山中の事故・ケガは自己責任です。山岳保険に加入しましょう。
■入山の心得の区分 (1)冬山並び山は、気象、地形など変移する自然環境である。 (2)常に危険の中にあるという認識のもとに、入山しなければならない。 (3)事前に目的地の調査、情報、計画、天候のチェック、体調管理、危機管理など認識しておかなけれ ばならない。 (4)安全で楽しい登山をするために、知識と見識(ルール&モラル)をもたなければならない。 (5)決して無理な行動をとってはいけない。
■6大要素のプラニング 1.目的地の調査(目的地の山を知る) (1)天候による地形の変移の有無。(2)季節による入山の有無。(3)ルートの確認。 (4)メンバーの力量に合う山なのか。(5)危険箇所の確認。
2.目的地の情報(地図やガイドブック、現地情報を細かくチェック) (1)交通機関などのアプローチの確認。(2)天候による地形の変移の情報。 (3)季節による入山の情報。(4)ルートの情報。(5)危険箇所の情報。
3.行動計画1 (1)入山する人数の確認。(2)コースタイムの作成。 (3)入山メンバーのレベルのチェック。(4)登山計画の作成(日帰り、宿泊など)。 (5)メンバーによる登山計画の再チェック。
4.行動計画2 (1)入山一週間前の現地の天候チェック(気温、降雪、降水、風速、日照時間など)。 (2)入山時と入山後の現地の天候チェック(気温、降雪、降水、風速、日照時間など)。
5.体調管理 (1)事前の体力強化。(2)寝不足。 (3)体調の不具合(風気味、微熱、頭痛、身体のだるさ等)。(4)二日酔い。
6.危機管理(事故発生時の予防と対処) (1)メンバーが行動不能になった場合。(2)自分が行動不能になった場合。 (3)事故者の搬送方法。(4)緊急時の連絡方法。(5)緊急時のビバーク方法。 (6)入山時の行動記録の作成。
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