日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
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ディベルティメント:メヌエット第17番 Ddur2021/9/27(月)
1.
2.

モーツァルトが24歳頃に作曲された6楽章
からなる管弦作品で、中でも3楽章の
メヌエットは「モーツァルトのメヌエット」
とも代名詞され、単独でもよく演奏される
メヌエットとは舞曲だが王宮で繰り広げら
れる様々な行事に似合う曲
流麗で控えめだけど華やかさも備えてる

決してでしゃばらず、でもその人がいる
だけで深~いオーラが・・・そんな曲!

ディヴェルティメント(伊: divertimento)
とは、18世紀中頃に現れた器楽組曲のことで
語源はイタリア語の「divertire(楽しい、
面白い、気晴らし)」
日本語では「喜遊曲(きゆうきょく)」とも
呼ばれる

◆モーツァルト:ディベルティメント第17番
 Ddur K.334(320b)第三楽章メヌエット
https://www.youtube.com/watch?v=TtZiOt_pOSM

◆下の画像はモーツァルトの生誕地オーストリア
ザルツブルクの大聖堂


ベートーヴェン 悲愴 第二楽章2021/9/13(月)
1.

息苦しいような激しい第一楽章が終わって
この第二楽章は、浄化、鎮静。
朝焼けか夕焼けのイメージを感じる。
何より第二楽章の一番好きなところはモチーフ。
I-ⅴ₇ - I₁ の単純な進行だがv₇のBassが
第三転回型を使用している響きが何度聴いてもいい。
もちろん自分で発見したわけじゃなく
ずっと大昔に先生に教わったことだが
このBassの♭Ⅾとメロディの♭Bを
よくよく聴け!耳に焼き付けろっ!!
と力説された。
当時はピンとこなかったが時が経つにつれ
だんだんとその威力の凄さが少しは
感じられるようになった。
これ以外のBass進行、例えば基本型だと
もう信じられないくらいダサダサ。
やっぱり天才ってすごい!

ピアノソナタ第8番 第二楽章
https://www.youtube.com/watch?v=bE2Zok2eL1Q


ベートーヴェン生誕250年2020/12/17(木)
1.

12月16日は250年前の1770年にベートーヴェンが
生まれた日です。
この画像は13歳頃のようですが、音楽室によくある
ベートーヴェンの肖像画から想像しにくいほどに
愛らしい。誰でも子どもの頃はかわいかったとはいえ、
利発そうなくっきりした目鼻立ちで、やはり天才の
芽生えを感じる。


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