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続 ショパンコンクール
2021/10/23(土)
1.
ショパンコンクール入賞者の第1ステージから
ファイナルまでをゆっくり聴いています。
コンクール中は毎日目まぐるしく、途中まで
しか聴けなかったり、聴き逃したステージが
ごっちゃになったりしてましたが、こちらの
サイトにまとめて紹介されているのでとても
わかりやすいです。
https://ontomo-mag.com/article/playlist/chopin-competition2021-final-result/
改めて第1ステージから一人ずつ(一曲ずつ)
聴いていますが、皆、自分の音楽をしっかり
持っていて強いメッセージを感じます。
優勝者のブルース・シャオユー・リウさんは
音が澄み切っていて美しいです。
よく鳴っているというか、音を光らせて鳴ら
せているという気がしました。
審査の基準は一体どうやって決めるのか?
技術的には全員、完璧でしょうから本当に
難しいのだと思います。
技術以上のレベルが審査の核らしいです。
今回のショパンコンクール審査員の海老彰子
さんの審査について答えられた記事(抜粋)が
心に残りました。
「特にショパンコンクールのような1人の作曲家だけを
取り上げる特殊なコンクールだと、いいピアニストだけ
れどショパンからは逸脱している場合、評価は厳しくな
ります。自分を無にして、謙虚にショパンの人生を研究
していたら、はたしてそういう表現になるのだろうか、
ただ単に自分の才能にだけ走っているのではないか、
と感じられるような場合ですね。」
◆画像:ワルシャワにあるショパン像
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ショパンコンクール
2021/10/22(金)
1.
ショパンの生地に近いポーランド、ワルシャワで5年に
一度開催されるショパンコンクールでの快挙が報道され
ずっと視聴していた私も本当に興奮しました。
1927年に第一回が開催された歴史あるコンクールで、
会場はワルシャワ、課題曲はショパン作品オンリー。
毎回、ショパンの命日10月17日を挟むスケジュール
になっているとかで、全世界のショパン、ピアノ、
音楽ファンの夢の祭典でもあります。
本当なら昨年開催予定でしたがコロナ感染防止のため
今年に延期されました。
ファイナルまで残るのも相当なのに、結果、日本人の
反田恭平さん第2位(日本人では51年ぶり)小林愛実
さん第4位の入賞は本当に素晴らしいに尽きます。
既にプロピアニストとして活躍している人ばかりなので
どなたも技術は完璧です。
加えてその人の個性、表現力等が審査員にどう映るか
だと思います。
とにかく課題曲が大変で、もう読んでるだけでクラクラ
します。少し、ご紹介すると
*予備予選課題曲(164名エントリー)
・指定のエチュードから2つ
・指定のノクターンまたはエチュードから1つ
・バラード第1番〜第4番、舟歌、幻想曲から1つ
・指定のマズルカから2つ
続いて本大会がステージ1~3まであり、自分で選択
した課題曲をすべて一気に演奏します。そして最後の
ファイナルはポーランドのワルシャワ・フィルとの
協奏曲です。
続
◆課題曲を詳しく解説されているサイト
https://ontomo-mag.com/article/column/chopin-piano-competition03/
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英雄ポロネーズ
2021/10/19(火)
1.
ショパンのポロネーズは16曲あるが、一番有名
でショパンの代表作でもあるのがこの第6番、
英雄ポロネーズ
1842年に作曲され、祖国ポーランドの誇り高い
精神性へのエールであり、ピアノ音楽の最高傑作
とも言われる
西のドイツと東のロシアにはさまれて、常に
領土的な脅威を受け、国家としては消滅した
こともあるポーランド
そんな祖国を離れ、パリで活動していたショ
パンだが、生涯、愛国心を忘れずポーランド
の舞曲、マズルカ、ポーランドに多くの心血を
注いだ
「英雄」というタイトルはショパンの命名では
なく、後世につけられた
やる気がないときに、この曲を聴くとなぜか
「こうしちゃおれん‼」と一歩進ませてくれる
不思議な魔力を持つ
◆ポロネーズ 第6番
「英雄」 Op.53 CT155 変イ長調
https://www.youtube.com/watch?v=bdiAstocfX8
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楽興の時 第3番 fmoll
2021/9/24(金)
1.
2.
ウィーン生まれのシューベルト作曲「楽曲の時」は
全6曲あり、この第3番が最も人気曲
1823年頃(25~6歳頃)に作曲した作品で
単調な伴奏に乗って特に劇的な展開もないが
そのメロディーはキャッチーで一度聴いたら
忘れがたい魅力!
歌曲王として名を残しているシューベルトだが
31歳という若さで亡くなった天才のひらめきは
全作品にあふれている
◆シューベルト
楽興の時 第3番 fmoll Op.94-3 D.780-3
https://www.youtube.com/watch?v=v6xUXCclN04
◆下の画像は1800年代のウィーン
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ユーモレスク Gesdur Op.101-7
2021/9/18(土)
1.
ドヴォルザーク作曲のユーモレスクは
全部で8曲あるが、この第7番が特に
親しまれている
元はピアノ独奏曲だがヴァイオリンに
編曲されたものが大ヒットした
最初の付点のリズムが鼻歌まじりのように
心地よい旋律と中間部の郷愁が心に沁みる
ドヴォルザークは小さい頃からの「テツオ」
(鉄道ファン)クンだったらしい
毎日のように電車を見に行くのは当たり前で、
乗車中にいつもと違う列車の音に気付き
車掌に知らせて事故を防いだとか…etc.
どこまでホントか不明だがテツオだったのは
事実で、アメリカに渡ってからもモーレツな
テツオエピソードが残っている
画像はドヴォルザークが汽車を見に行った
1800年代のプラハの停車場
ユーモレスク第7番 ピアノソロ
https://www.youtube.com/watch?v=phFut0aNyPQ
ユーモレスク第7番 ヴァイオリン&管弦
https://www.youtube.com/watch?v=5sxp8b9RK9s
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春に寄す
2021/2/22(月)
1.
この数日、突然春が来たかのように暖かい。
グリーグの「春に寄す」は早春に一番似合う曲だと思う。
短い短い北欧の春は4月に入って、やっと雪の中から
クロッカスが出てくるらしい。
グリーグは故郷ノルウェーの景色を叙情豊かに作品に
込め続けた。
特に「春に寄す」は薫り高いポエムを感じる。
https://www.youtube.com/watch?v=Y1KdTpDzJqc
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スケルツォ第2番
2021/1/13(水)
1.
1966年のアルゲリッチのショパン、
スケルツォが動画に上がっていて
じっくり堪能している。
人の心を一瞬でつかむ音色。
厳しい冬景色の中にある美しさに似ている。
https://www.youtube.com/watch?v=enJ6be4qLMs
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ファイナルまでをゆっくり聴いています。
コンクール中は毎日目まぐるしく、途中まで
しか聴けなかったり、聴き逃したステージが
ごっちゃになったりしてましたが、こちらの
サイトにまとめて紹介されているのでとても
わかりやすいです。
https://ontomo-mag.com/article/playlist/chopin-competition2021-final-result/
改めて第1ステージから一人ずつ(一曲ずつ)
聴いていますが、皆、自分の音楽をしっかり
持っていて強いメッセージを感じます。
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音が澄み切っていて美しいです。
よく鳴っているというか、音を光らせて鳴ら
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◆画像:ワルシャワにあるショパン像