星レター
星にまつわる出来事やイベントの告知・お知らせなどを書き留めます

星からのクリスマスプレゼント
こんにちは、ホイリーです。

水星の逆行が明けましたね。みなさんにとってはどんな3週間だったでしょうか。私にとっては「私は私でしかない」ということを再認識した3週間だったような気がします。他を寄せ付けない安定感のあるさそり座土星、その頼りがいある姿をもう一度見届けたくて、水星はさそり座までわざわざ逆行しに行ったのではないかしら、そんな気もしました。

さて、今回は来月12月の星回りのお話です。サイトのスケジュールページに星の運行を書き込んでいるのですが、ふと気が付いたことがありました。それは12月10日あたりから夜中に現われるカイトの出現です。この日あたりから、日付の変わる頃に蟹座の初期度数のMC、さそり座の土星、魚座の海王星(とカイロン)で水の大三角を形成しているのですが、そこに山羊座冥王星が加わりカイトが現われるのです。

自分のハートが指し示す理想を現実へ、そして自分の肩書きへと昇華させることのできる期間が、星のエネルギーとして降りそそぎつつあります。毎夜遅くに現われるので夢のなかのメッセージとしてそれを受け取るかたもいるかもしれませんね。

カイトの頂点は冥王星です。根底からの刷新が起こりそうですね。「わたしのやりたいことって、これだったんだ!」という新たな気づきが起こりそうな予感です。このエネルギーは年末まで毎晩くりかえし波のように現われます。カイロンも土星も関連してきますので、苦手意識や胸がうずくような痛みがあるかもしれませんが、だからこそ行ってみる価値のある道のように思えます。

それからおもしろいと思ったのは、この根底からの刷新を示す冥王星に、クリスマスを過ぎたころに太陽が通り過ぎるのです。太陽は自我を表わします。パフィーで言うところの「これが私の生きる道」、ですね。自分の中のどこが生まれ変わっていくのか、そのポイントを太陽は冥王星からしっかりとキャッチして受け取ります。星からのクリスマスプレゼントであり、リレーのバトンのようにも見えます。

大人になるとなかなかサンタさんからプレゼントをもらえることはなくなりますが、今年は目には見えないプレゼントがみんなに届きそうです。

私も楽しみに待つことにします。頭の上に、見えない靴下をぶらさげながら。


ホイリー 2012/11/27(火) 17:26  (0)


さそり座土星からひと月たち…
ホイリーです。

ぐっと冷えてきましたね。わたしは喉が弱いので家の中でもえり巻きをしています。寒いのが苦手な私の首は、ひとあし先に冬眠に入りました。

さて、土星がさそり座に入ってからひと月たちましたね。
度数も5度近くまですすみ、さそり座土星の持つ香りをふわっと感じ始めた人も多いのではないでしょうか。土星サインの守護星が金星から冥王星に切り替わったこともあり、その落差というか空気の違いにギアチェンジが間に合わずガタガタとすることも多いタイミングです。

そんななか、最近感じるのは「腹を割る」ことと、いい意味での「開き直り」が大切になってくるのではないかな~ということです。恥ずかしくってもよかれと思うなら出しちゃうことが大事。ここ、よかれと思うのは周りの目線とか空気ではなく、自分のハートですね。

天秤座土星の頃と違って、周りの空気を読むフェーズは終わりを告げ、わたしたちは安いプライドとか体裁とかいうものを捨ててコアな部分で付き合っていくフェーズに入ってきたようです。そう、勇気がいるかもしれないけど、一度やってみたら案外クセになるのかもしれない魅惑のフェーズです。

そんなコアな部分でお付き合いできるようになった人から、さそり座土星は非常に居心地が良くなってくるのかもしれません。また、これから2年半の間にそれぞれに必要な経験が、必要なだけ訪れるのだと思います。

わたし自身はホロスコープにさそり座だけ天体も主要な感受点もないのですが、それを補うように最近はさそり座に感受点のあるかたや、さそり座風味の方たちとのお付き合いがはじまっております。どんな体験ができるのかわくわくしているところです。

この季節、まずは小さなことから握りしめていたものを捨てて、あたらしいものを迎えいれてみませんか。今週14日はさそり座にて新月が起こります。ギアチェンジするにはもってこいのタイミングですヨ。

ホイリー 2012/11/12(月) 21:20  (0)


水星逆行と天王星
ホイリーです。

昨日、サイトのカレンダーに今月11月の星の動きを書き込みました。30日まで書き終えてからぼんやりながめていて感じたのですが、この1ヶ月はほとんどが水星逆行のなか時間が進むのですね。

水星が後ずさりを始めるのは今月7日からですが、その数日まえから徐々にスピードを落とし、やがて動きがほぼ止まったように(見かけ上ですが)なっていきます。

今回の水星逆行でおもしろいな、と思ったことは天王星とのアスペクトです。天王星は7日の時点で牡羊座5度にいますが、水星は射手座4度という、あと1歩のところでその身を引き返してしまいます。角度は120度、それも火の星座同士ですから受け取るものは実りあるインスピレーションです。

届きそうで届かない。天王星から放たれる匂いだけを嗅ぎとり、水星は再び蠍座へ落し物を取りに帰ります。ちょうどこの頃は太陽もアスペクトをとらず糸のないマリオネットのような状態が何日も続きます。自我というものを一旦脇に置いて、多角的にいろんなものを拾いあつめる時間になるような気がします。イメージとしては「ヘンゼルとグレーテル」という童話のなかで、ヘンゼルが目印として置いた白い石を月明かりのなか拾い集めるような感覚です。

何かひとつ欠けても足りなくて、自我という太陽を構成するにはどれも必要になるようなものを、わたしたちは取りに帰るのかもしれません。マリオネットの糸を1本1本繋いでいく作業に今月はスポットライトが当たりそうです。ちなみにマリオネットをあやつるのは他の誰でもなく、わたしたち自身です。わたしが、わたしというマリオネット(太陽)を動かしていきます。これは本来他の人にはできない作業です。

さて、今月27日に水星は逆行を終え、また少しずつ前に進みはじめます。天王星とも晴れて(?)アスペクトをとり、それぞれが未来へのインスピレーションを与えられることでしょう。それまでにすこし足をとめて、ゆっくり白い石でもあつめましょうか。


ホイリー 2012/11/1(木) 15:52  (0)


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