日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
2024 - 11





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即興曲 D899 Op.90-32022/ 2/ 7(月)
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わずか31歳で亡くなる一年前に書かれたシューベルトの
即興曲Op.90は4曲からなる
中でも個人的に一番好きなのがこの第3曲★
果てしないアカネ雲に世界中が包まれているような
壮大で豊かなスケール
でも繊細で愁いを帯びながらも希望に向かう爽快さ!
これは一服の精神安定剤になっている
昔のドラマには、主人公やその周辺人物が、はっとする
「大切な話し」を会話する喫茶店やレストランのBGMに
よく流れていた
物語の大きな転機となるシーンに相応しい曲でもある

◆シューマン:即興曲 D899 Op.90-3 Ges dur
https://www.youtube.com/watch?v=FxhbAGwEYGQ

◆画像上:シューベルト
◆画像下:ホロヴィッツ
ウクライナ生れの歴史に残る米の名ピアニスト


2月 謝肉祭 ~四季より~2022/2/1(火)
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~四季より~ 2月 謝肉祭
もうすぐ にぎやかなマースレンニッツァ!
騒ぎて歩きし ゆかいなお祭り ざわめくよ!
詩:ヴャゼムスキィ

ロシア語でマースレンニッツァと呼ばれる謝肉祭は、陽気な
集い、遊び、乗馬、ブリヌィ(クレープ)作りなどで時を
過ごす四旬節前のお祭り
異教的に冬と別れ、春を迎え、四旬節前の正教の儀式を行う
次から次へと楽しい様子が万華鏡のごとく、逸る気持ちを
表現した楽曲
力強い勢いのあるリズムは、長く厳しい冬への勝利を高らか
に祝っている

◆チャイコフスキー 四季より 2月 謝肉祭
https://www.youtube.com/watch?v=KBQTLHDrykU

◆画像下:モスクワから約60キロ先の村で、2/22に
行われた「マースレニツァ(Maslenitsa)」の祭り
雪の要塞を制圧し、冬に見立てたわらや木でできた人形を
燃やし、冬の終わりを祝う
四旬節(Lent)直前のマースレニツァは「ざんげ節)」
とも呼ばれる期間で、それぞれの日にそれぞれ意味がある
22日は故意過失を問わず、他者を害した罪の許しを請う日


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