日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
2024 - 11





1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
明日にかける橋2021/9/20(月)
1.
2.
3.

君が生きる事に疲れ
惨めな気持ちになり
思わず涙ぐんでしまう時
僕はその涙を消してあげるよ
僕は君の側にいる 辛い時も
友達が見つからない時も
激流を超える橋のように
僕がこの身を捧げるよ 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という歌詞で始まるサイモン&ガーファンクルの
「明日にかける橋」は
「サウンド・オブ・サイレンス」
「スカボロー・フェアー」と共に
大人の生徒さんに人気のある一曲
メロディーだけでも果てしない広がりが
希望を連想させるが、歌詞を知らない人に
紹介すると、なお好きになった!と
皆、練習に熱が入る

この曲は1970年にリリースされたたが、
当時はベトナム戦争に疲れたアメリカ人への
エールとして歌い継がれた名曲中の名曲

しかし、時は流れ2001年9月のアメリカ同時
多発テロ事件直後には、この歌詞の一部
(3番)が航空機の運航を示唆するもの、
という理由でアメリカ政府が一時放送禁止に
したらしい。この曲以外にもいくつか
放送禁止になったとか。
なんでやねん!?全く理解に苦しむが、
余りにも壮絶な事件だったので、混乱の
中での一時的な現象らしい。
サイモンは同時多発テロでの犠牲者への
追悼コンサートをガンガン行い、この曲は
絶対外せない曲でもあり演奏を続けたら、
のちに放送禁止は解かれた、とある。

さらに時は流れて21年後の今、また出口が
見えそうで見えない苦行を強いられてる中、
色褪せない永遠の輝きを感じる。

◆明日にかける橋
https://www.youtube.com/watch?v=vCC4rfZHlSQ

◆明日にかける橋:歌詞付き
https://www.youtube.com/watch?v=tUuUr6iS3ao

ところで若き日のポール・サイモンが私には
どうしても岡村隆史サン、または霜降り何とかの
せいやサンとかいう人に似てる気がしてならない
のは私だけか。。。


ユーモレスク Gesdur Op.101-72021/9/18(土)
1.

ドヴォルザーク作曲のユーモレスクは
全部で8曲あるが、この第7番が特に
親しまれている
元はピアノ独奏曲だがヴァイオリンに
編曲されたものが大ヒットした
最初の付点のリズムが鼻歌まじりのように
心地よい旋律と中間部の郷愁が心に沁みる

ドヴォルザークは小さい頃からの「テツオ」
(鉄道ファン)クンだったらしい
毎日のように電車を見に行くのは当たり前で、
乗車中にいつもと違う列車の音に気付き
車掌に知らせて事故を防いだとか…etc.
どこまでホントか不明だがテツオだったのは
事実で、アメリカに渡ってからもモーレツな
テツオエピソードが残っている

画像はドヴォルザークが汽車を見に行った
1800年代のプラハの停車場

ユーモレスク第7番 ピアノソロ
https://www.youtube.com/watch?v=phFut0aNyPQ

ユーモレスク第7番 ヴァイオリン&管弦
https://www.youtube.com/watch?v=5sxp8b9RK9s


LIVE配信2021/9/17(金)

今日は朝9時30分から3時間、
k先生のピアノセミナーを受講しました。
ライブでの受講は昨年から格段に増えましたが
便利だけどやはり生とは違います。
長所は往復の時間を節約できるし、会場が暑い、
寒いとか、座席により前がおっきい頭の人で
よく見えないこともないのは快適です。
でも緊張感が緩くなり、何よりピアノ音は
デジタル変化により響きがわかりにくい。
時代を逆行しているアコピ社会には厳しい現実です。
しかし、今日の先生は九州からの配信なので、
もしコロナがなく、九州まで行かないと受講できない
なら断念せざるを得なかった。
良いこともあるね!

♯こんなコスモス見に行きたい〜



宵闇2021/9/16(木)

夕暮れがだいぶ早くなった
ウォーキングとスーパーヘ行ったらもう真っ暗
歩道橋から見えるスカイツリーがきれい
彼岸花がちゃんとこの時期に咲いてる
ただそれだけで嬉しい


黄色い花2021/9/15(水)

駅前公園広場の花壇一杯に咲いていた
黄色い花
ひまわりのちびっ子みたいだけど
何という花かしら?
コスモスの種類みたいでもある
先月はほとんどウォーキングが
できなかったので
今月はせっせと歩いてる


Smoke on the Water2021/9/14(火)
1.

私がテキストとして使用している「バスティン」という
シリーズは、ロック風のリズム(シンコペ風)が
導入レベルからチラチラ入り、タイトルにも
「〇〇のロック」「〇〇ブルース」等がついている。
すると小さい生徒さんから
「ロックってなに?」とよく聞かれる。
なので私がジスイズロックだと思っている
スモーク・オン・ザ・ウォーターの動画を
チラッと見せると皆、納得してくれる。
『世界で一番有名なイントロ』と言われるこの曲は
ディープパープルの代表曲として余りにも有名だが、
ギターがこれでもか!と吠え続ける中間部がいいね。
やる気出したいときのムチにちょうどいい。

Smoke on the Water:1974LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=Sy1_wvkJjsE



ベートーヴェン 悲愴 第二楽章2021/9/13(月)
1.

息苦しいような激しい第一楽章が終わって
この第二楽章は、浄化、鎮静。
朝焼けか夕焼けのイメージを感じる。
何より第二楽章の一番好きなところはモチーフ。
I-ⅴ₇ - I₁ の単純な進行だがv₇のBassが
第三転回型を使用している響きが何度聴いてもいい。
もちろん自分で発見したわけじゃなく
ずっと大昔に先生に教わったことだが
このBassの♭Ⅾとメロディの♭Bを
よくよく聴け!耳に焼き付けろっ!!
と力説された。
当時はピンとこなかったが時が経つにつれ
だんだんとその威力の凄さが少しは
感じられるようになった。
これ以外のBass進行、例えば基本型だと
もう信じられないくらいダサダサ。
やっぱり天才ってすごい!

ピアノソナタ第8番 第二楽章
https://www.youtube.com/watch?v=bE2Zok2eL1Q
123