小貫音楽教室
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幻想曲「さくら さくら」
2022/ 3/29(火)
1.
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平井康三郎(1910-2002)が1971年に発表した
幻想曲「さくらさくら」の原曲は近世箏曲の《さくら》
で、「さくら さくら 弥生の空は 見渡すかぎり
霞か雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん」
の歌詞は、明治21(1888)年に出版された『箏曲集』
に掲載された
この《さくら》を基に、平井は変奏曲風の《幻想曲
「さくらさくら」》を仕上げた
パッと咲いてパッと散る桜の儚さを上品に表現した
このピアノソロ作品は演奏会でもよく好まれている
◆平井康三郎:幻想曲「さくら さくら」
https://www.youtube.com/watch?v=RXy84-VrT9U
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春の歌~無言歌集Op.62-2
2022/3/15(火)
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2.
「無言歌集」とは文字通り「言葉のない歌」という意味で
歌曲風のメロディに簡単な伴奏をつけただけの、形式も
ごく単純な短い曲のことをいう
この名称はメンデルスゾーン(1809-47)自身が
考え出したものとされており、普通の人が日々の出来事や
感想を日記に書くのと同じような感覚で、「無言歌集」を
書いていった
時には旅先からの手紙の中に、楽曲の一部が書かれていた
こともあり、どの標題も分かりやすい名前がついているが
メンデルスゾーン自身がつけたものはほんのわずかで、
ほとんどは出版時に関係者がつけたものと言われる
全部で48(49?)曲もの小品を集めたこの「無言歌集」
のなかでも、1842年に作曲されたこの『春の歌』は特に
有名で、ピアノ以外にも、ヴァイオリンや他の楽器でもよく
演奏される
流れるようなロマン的でのどかなメロディは、いつも聴く
者を平和な気分にさせる
形式は単純だが伴奏様式は、メンデルスゾーンの天才ぶりを
思わせるもので、装飾音符を巧妙に使って今までにない美し
い効果を出した
いとも軽やかに流れるように奏するには大変難しく、力を
入れる、抜くの精巧な技術と耳の力が求められる
装飾音を柔らかい春風が頬を優しくなでるように演奏できれば
一人前!
◆春の歌~無言歌集Op.62-2:メンデルスゾーン
https://www.youtube.com/watch?v=5fcUBW3szik
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3月 ひばりの歌 ~四季より~
2022/3/1(火)
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~四季より~ 3月 ひばりの歌
空の光と輝きがまだ眠っていた花の上に落ちる
春のひばりの歌は明るく青い深みに響き渡る…
詩:マイコフ
ト短調の哀愁を帯びたメロディであっても、
春を告げるひばりと共に、ようやく冬から解放
される喜びを標題とするマイコフの詩を装飾音が
よく表している
このコロコロした装飾音をひばりのさえずりの
ように自然に表現するのは繊細なタッチが必要で
とても難しい ゴロゴロと重くなりやすく、
といって軽すぎてもダメ・・・チャイコフスキー
のピアノ曲は本当に美しいが難しい~
ところで「ひばり」は「晴れた日(日晴り)」に
さえずることに由来する説もあるらしい
「ひばり」といえば「美空ひばり」サンを思い
浮かべるが「美空ひばり」とはなんとポエジーな
名前だと改めて感心する
「美しい空」に「ひばり」が舞いながらさえずる!
やはりDivaそのものだ~~
◆チャイコフスキー 四季より 3月 ひばりの歌
https://www.youtube.com/watch?v=DOsoSUdTBPI
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幻想曲「さくらさくら」の原曲は近世箏曲の《さくら》
で、「さくら さくら 弥生の空は 見渡すかぎり
霞か雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん」
の歌詞は、明治21(1888)年に出版された『箏曲集』
に掲載された
この《さくら》を基に、平井は変奏曲風の《幻想曲
「さくらさくら」》を仕上げた
パッと咲いてパッと散る桜の儚さを上品に表現した
このピアノソロ作品は演奏会でもよく好まれている
◆平井康三郎:幻想曲「さくら さくら」
https://www.youtube.com/watch?v=RXy84-VrT9U