これからは外ではなく、私のなかに星をみつけるでしょう
|
星レター
星にまつわる出来事やイベントの告知・お知らせなどを書き留めます
| |||||||||||||||
|
最新の記事
過去の記事
2020年11月
2020年4月 2020年3月 2020年2月 2020年1月 2019年12月 2018年12月 2018年11月 2018年10月 2018年9月 2018年7月 2018年4月 2018年2月 2018年1月 2017年12月 2017年11月 2017年9月 2017年8月 2017年6月 2017年4月 2017年3月 2017年2月 2016年12月 2016年11月 2016年9月 2016年7月 2016年5月 2016年3月 2016年2月 2016年1月 2015年12月 2015年11月 2015年5月 2015年3月 2015年2月 2015年1月 2014年12月 2014年11月 2014年10月 2014年8月 2014年7月 2014年6月 2014年5月 2014年4月 2014年3月 2014年2月 2014年1月 2013年12月 2013年11月 2013年10月 2013年9月 2013年8月 2013年7月 2013年6月 2013年5月 2013年4月 2013年3月 2013年1月 2012年12月 2012年11月 2012年10月 2012年9月 |
午前中の空き時間に、窓を開けて身体をほぐしていました。普段はお香を焚くかアロマミストを使うのですが、今日は外から入る風があまりに気持ち良かったので、何もせずにいました。
すると窓の外から耳を疑う、ならぬ鼻を疑う香りが…。気のせいかなぁ、金木犀の香りがしたのです。開け放した窓の向こうには地主さんの大きな金木犀の木がすぐにあり、季節になると我が家は家中、金木犀の香りで満たされます。
私は一瞬、おっちょこちょいな金木犀だなぁと思いました。グレゴリオの暦では金木犀の香りが漂う時期は毎年9月25日前後だと記憶しています。でもその後すぐに考え直しました。もしかして実は、おっちょこちょいなのは私の方かもしれないと。
なぜなら暦通りの一面的な流れでしか物事を把握していないからです。金木犀も春の桜も夏の蝉の鳴き声も、自然の生き物は積み重ねた時間と状況を鑑みてベストなタイミングを弾き出しています。彼たちにとっては、通り一遍にカレンダーとにらめっこしている私の方がおっちょこちょいなのかもしれません。
星がこんな流れだからとか、暦がこんな日取りだからとか、もしかしたら本当は必要ないのかもしれません。それよりも桜のように、蝉のように、体感を第一に身を委ねてみるのもすてきだなぁと、今日は金木犀の香り(仮)を嗅ぎながら、そんな風に思いました。