星レター
星にまつわる出来事やイベントの告知・お知らせなどを書き留めます

お日さまとお月さま
こんにちは、ホイリーです

少しだけ東京を離れています。ここは白さぎの多い街で和みます。田んぼのいたるところで悠々と白さぎ達が飛び回っています。

さて、私たちがよく使うお日さまの「ひ」やお月さまの「つき」、そしてあめ、そら、ほしなどの言葉は、大和言葉という日本の古語なのだそうです。普段何気なく使っているけれど、飛鳥時代よりも昔の人々が口伝えで使ってきた言葉なのだそう。

中でもあめ(天、あま)という言葉は天でもあり海(あま)でもあったとか。頭の上に広がっている宇宙と大地に広がる海を同じ言葉で表していたなんて、古代の人々の感覚の豊かさに畏敬の念がこみ上げます。「上なるものは下なるものに等しい」ことを、古代の日本の人たちもどこかで考えていたのでしょうか。なんだかロマンを感じます。

大和言葉のように、いくら時間が流れても変わらない本質のようなものがある気がします。きっとこれからも日本語を使う人は頭の上を指差して空というでしょうし、夜空を見上げては星というのでしょう。

変わらないものがあるなら変わるものも当然あります。でもそれはバランスですから、両方あって初めて完ぺきになり、絶妙にお互いを引き立てているのでしょう。

私はいつも変わらず北の一点から見守ってくれているポラリス(北極星)が大好きですが、毎日居場所も姿も変えて楽しませてくれるお月さまも大好きです(九十九里から見送る西の三日月も本当に美しかった!)。

私たち人間もココロやカラダは時に激しく変化していきますが、それならば「たましい」などの表現で呼ばれるような変わらないものも、本当はあるのではないかなと思います。目には見えないから「はいコレですよ。」と差し出すわけにいかないのが難点ですが…。

変わらずそこにあるお日さまと、変わり続けるお月さま。私たちはそのバランスを日々体現しながら、「わたし」という最高に居心地の良い支点を探し続けているのかもしれません。

ホイリー 2017/ 9/24(日) 06:26  (0)


天秤座木星と盆ダンス
こんにちは、ホイリーです

明日は乙女座27度にて新月・・・ですが構わず天秤座木星のお話をしたいと思います。空気を読むのは昔からヘタみたいです。

今日、ポストを開けたらとある学園祭の案内状が入っていました。その絵はまさに天秤座木星を体現したような絵柄でした。たくさんの人やちょっと変わった生き物が輪になって踊っています。垣根を超え多様性と共に、楽しげに、よろこばしく宴に興じています。

そういえばそうだったなぁ、去年の9月に始まった天秤座木星の一年間はまさにこの「輪になって踊ろう」という無意識のテーマが、多くの方の胸に去来したのではないでしょうか。

天秤座を運行する(というかそこいらの星をなぎ倒すように駆け抜ける)木星は10月10日に蠍座というステージに移ります。昨日も同業者の方とお話していたのですが、9月に入ってから天秤座木星のフィナーレ感がハンパないです。天秤座の20度を過ぎた頃から暑苦しいほど木星が最後の天秤アピールをしています。

でももうそんなタームも終わりなんだなぁと、この案内状を見て感じました。広がり続けていた横のネットワークはだんだんとその回路を閉じていきます。たくさんの目に触れることを良しとしていた風潮は次第にクローズドになることでしょう。もうインスタ映えする写真を撮る必要もなく、フェイスブックの更新でスマホの電池を消耗することもありません。

輪になって踊っていたパリピはひとり、またひとりと次第にその輪から外れていきます。誰にも悟られることなく、しっぽりと暗闇に消えていきます。そしてその後を知る者は誰一人いませんでした・・・なんてことになりそうな予感。

では去年の秋から始まった天秤座木星が残したものは何だったのでしょう?

それは「帰り道の方角を確認する」ことではないかと思います。牡羊座から乙女座までの前半6サイン(星座)は目的地に向かう道でした。でも目的地の天秤座にたどり着いてハタと気が付くのです。「ここは本当の目的地ではなかった」という事実に。そして今度は後半6サインをかけて、本当の目的地にたどり着く「帰り道」を探し始めます。

天秤座木星時代に自分というものをさらけ出したおかげで、「本当の自分」がうっすらと見えてきた方も多かったのではないでしょうか。でも、まだまだ道は続きます。時には歌い踊り、時にはカンテラを灯しながら、私たちは経験という道のりを歩みます。

木星はたくさんの景色を見せてくれます。おどろきも、よろこびも、哀しみも。まもなく景色が切り替わります。そのときにはたっぷりのお礼を木星に告げたいと思います。そして輪になって踊ってくれたすべての方に感謝を伝えたいと思います。

朝まで踊り明かしてくれてありがとう。

ホイリー 2017/9/19(火) 15:39  (0)


終わりは始まりの合図
こんにちは、ホイリーです

庭のコットンが収穫の時期を迎えています。いちばん始めに摘み取ったコットンは神棚にお供えし、秋の実りを報告しました。

さて9月13日の早朝、急に思い立ってtwitterで毎朝更新している星回りの呟きをやめることにしました。今年の春くらいから徐々に感じていたことですが、やっと決心がつきました。正直、たくさんのお顔が目に浮かびました。お目にかかる方には「いつもほしでんを楽しみにしています」や「毎日手帳に書き留めています」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいます。

そんな方たちに残念な想いをさせてしまうのではないだろうか・・・一瞬だけ迷いましたが、すぐに思い直しました。星も人も信頼してるなら、この選択はごく自然な流れですから何もためらうことはなかったのです。

毎日の星回りをチェックせずとも、私たちはいつも星の流れに則り、たゆたうように毎日最善の選択をしています。なんだかもう、それだけで十分だと思うようになりました。言語化は時に危うい側面を持ち合わせています。私は自分の発信しているものが誰かの何かを決めつけるものであってはならないと、いつも配慮していました。

でももう発信すること自体に、その危うい側面を自分自身に感じるようになってきました。もちろん発信する多くの側にはいろんな理由(自己表現の場であったり、能力向上の実践現場であったり、奉仕であったり、または宣伝を兼ねていたり)があって発信していますので、一括りにするつもりは毛頭ありません。どの道も最善の選択として行われていることであり、心から敬意を表しています。

満了のお知らせが私の元にやってきました。今は細かく刻む度数や輪切りのように星空を切り分けることなしに、そのまんまの、ありのままの星回りを体現した世界を眺めてみたいなぁと、そんなふうに思っています。毎朝手元に引き下ろしていた星は元の場所に戻します。

この選択がますます人と星を好きになる道を開放すると予感しています。タロットのいちばん始まり、愚者のカードのようにこの道を楽しもうと思います。

ホイリー 2017/9/17(日) 14:23  (2)


宇宙からの招待状
こんにちは、ホイリーです。

時間はできるものではなく創るもの。この数年でやっと学びました(遅)。ということで今日は3本目の更新です。

夜空に見上げる月がだんだん地球から離れています。一年にしたら微々たるものですが、それでも少しずつ離れているようです。占星術での月は感情や潜在意識を司りますが、もしかしたら人はこれから感情や潜在意識からだんだん解放されていくのでしょうか。

月は身体という象徴もあります。感情といい身体といい、人間の原初的な部分を司っているのが月です。だから他のどの天体よりもその人に密着しており、染みついています。その月がだんだん地球(私そのもの)から離れている・・・。

実際の天文としての天体の変化と占星術の象徴に相関関係はないとする見方もありますが、私は地球から見た惑星の動きはもとより、距離や明るさの変化などもその星の影響力を変えていくと思っています。

例えば明治10年に火星の大接近がありー2.5等まで火星が明るくなりました。火星は占星術では戦いやトラブルを示すとされていますが、この頃日本では明治維新の混乱による西南戦争が起こり西郷隆盛が亡くなりました。

話が逸れましたが、人間からカラダとココロが少しずつ距離をとっていく・・・。そんな未来がやってくるのでしょうか。答えは私たちの何代も何十代も後を生きる未来の人たちが知ることになるのでしょう。

月が今後順調に(?)地球から離れるならば、未来の人たちはいつか皆既日食を見れなくなります。先日北米を中心に皆既日食を観測したばかりでしたが、もうあんなにぴったりと月は太陽を隠してくれなくなります。少し、光がはみ出ます。

そうなると皆既日食に投影していた占星術的象徴も必要なくなりますし、天文現象としても皆既日食は過去に流れていくのでしょう。今朝の記事にも書きましたが、物事にはいつか終わりが来るのですね。ささいな日常の出来事から、宇宙規模まで。

地球には大地というどっしりした地盤があるため物質的な執着や感情による自他の束縛に傾きがちですが、宇宙は絶えず「万物は変化する」という招待状を送り続けているのかもしれません。

私たちがもっと軽やかに生きるために。独占するよろこびから分かち合うよろこびを知るために。

ホイリー 2017/9/9(土) 20:30  (0)


暦と自然のリズム
こんにちは、ホイリーです

午前中の空き時間に、窓を開けて身体をほぐしていました。普段はお香を焚くかアロマミストを使うのですが、今日は外から入る風があまりに気持ち良かったので、何もせずにいました。

すると窓の外から耳を疑う、ならぬ鼻を疑う香りが…。気のせいかなぁ、金木犀の香りがしたのです。開け放した窓の向こうには地主さんの大きな金木犀の木がすぐにあり、季節になると我が家は家中、金木犀の香りで満たされます。

私は一瞬、おっちょこちょいな金木犀だなぁと思いました。グレゴリオの暦では金木犀の香りが漂う時期は毎年9月25日前後だと記憶しています。でもその後すぐに考え直しました。もしかして実は、おっちょこちょいなのは私の方かもしれないと。

なぜなら暦通りの一面的な流れでしか物事を把握していないからです。金木犀も春の桜も夏の蝉の鳴き声も、自然の生き物は積み重ねた時間と状況を鑑みてベストなタイミングを弾き出しています。彼たちにとっては、通り一遍にカレンダーとにらめっこしている私の方がおっちょこちょいなのかもしれません。

星がこんな流れだからとか、暦がこんな日取りだからとか、もしかしたら本当は必要ないのかもしれません。それよりも桜のように、蝉のように、体感を第一に身を委ねてみるのもすてきだなぁと、今日は金木犀の香り(仮)を嗅ぎながら、そんな風に思いました。

ホイリー 2017/ 9/ 9(土) 12:06  (0)


三角が壊れるとき
こんにちは、ホイリーです

天秤座の木星ももうすぐおしまいですね。木星が蠍座に入ったらおうちに籠る気まんまんなので(というかそんな予感しかしないので)、今は天秤座木星へのお礼参りのようにいろんな方に会いに行っています。

そんななか、先日は敬愛するkeiさんが主催するヴァガバット・ギーターの勉強会に行ってきました。ヨガ哲学に触れることは今の私にとって大きなよろこびです。ポーズをとるボディワークとしてのヨガは一側面に過ぎないので、中核を成す古代インドの智恵に触れたり毎日の暮らしの姿勢としてのヨガも実践しています。これがすごくたのしい。

おかげで先日夫婦喧嘩をしたらびっくりするくらい感情が波立たなくて、夫を大いに困惑させました。心を閉じたのかと訊かれましたが、逆です。心を開いたらこうなっちゃったんです。ヨガって不思議です。あ、今は仲良しです。飽きもせず四半世紀こんな調子の二人です。

そんな犬も食わない話は犬にも失礼なので置いといて・・・。

先日の勉強会で印象に残ったお話がありました。三角形のお話です。インド哲学では三角形の一角がそれぞれ「創造」「維持」「破壊」を司っており、絶妙なバランスを保ちながらその形を形成しているのだそうです。

その三角形の中で激しく3つのエネルギーが高速で連動し、あたかも静止しているように見えるのだとか。いわゆる三位一体とか占星術でのグランドトライン(調和の大三角)と呼ばれるものです。私はこの話を聞いて日本に昔からある三つ巴の文様を思い出しました。動きのある3つのエネルギーはきっと国を問わず昔から考えられてきた概念なのかもしれません。

インド哲学ではこの三角形がバランスを崩して壊れてしまうとき、まったく新しい天地創造が起こると考えているそうです。なにそれ超かっこいい・・・。

調和の先にあるものは大きなリセットなのかもしれません。均衡のとれた整合性のある世界は一見すてきですが、それでさえ時には根底から生まれ変わる瞬間を待っているのかもしれません。

そう考えると新しい世界を創造することにも胸が躍りますし、調和で満たされた今この瞬間の世界にも一層の愛着が湧きます。

毎日は小さな発見と細やかな動きの連続です。

ホイリー 2017/9/9(土) 05:23  (0)


星と色の曼荼羅ワークショップ
こんにちは、ホイリーです

私は資格も持っていませんしセッションすら受けた事もないのですが、オーラソーマが好きです。なんとかボトルと少しでも一緒にいる時間を持てないかしらんと考えて、今回は川崎を拠点に活動されているみかどあきこさんにお声掛けさせていただきました(みかどさんありがとうございます!)

星と色を掛け合わせるとどんな曼荼羅ができるのかしらと、今は二人で対話を重ねている最中です。まだまだ話し合いをしている最中なのですが、「大きな曼荼羅をお部屋いっぱいに広げたい!」という意見だけは最初から一致していました。ということで当日は会場となる川崎の灯台屋さんに大きな真っ白い曼荼羅をご用意して皆さまをお迎えいたします。

当日は皆さんとご一緒にイチから真っ白い曼荼羅を色とりどりに作り上げたいと思います。お越しの皆さまは会場となる二階に上がりましたら、お一人ずつ直感でピンと来るボトルを迎えに行ってあげてください。その日は一日、選んだ1本のボトルがマイボトル(分身)となってあなたと共に過ごします。

またお越しの際は可能な範囲で構いませんので、お手持ちのヒーリングストーンやタロットデッキ、オラクルカード、大ぶりのキャンドルをお持ちくださいませ。その他にもインスピレーションで曼荼羅に加えたいアイテムがございましたらお気軽にお持ちください。

みかどさんには参加者さんの分身であるマイボトルのリーディングをしていただき、私はいつもとはちょっと違う方法でホロスコープのリーディングをさせて頂きたいと思います(参加者さんにはお申し込み後に出生データをお聞きいたしますことを予めご了承くださいませ)。

その日限りの偶然の連続で出来上がる曼荼羅が、皆さんの胸にどんな想いを投げ掛けるのか分かち合いたいと思います。ご一緒してくださる方はぜひお気軽に、また楽しみにお越しくださいませ。ぜひ遊ぶ感覚であなたの星と色を曼荼羅に加えてください。

***

開催日:  2017年10月01日(日)

開催時間: 13:00~16:00

会場:   灯台屋(JR南武線武蔵新城駅徒歩3分)

参加費:  5000円(当日のお支払い)

持ち物: (フタの付いた)お飲み物、
     (あれば)ヒーリングストーン、
     カードデッキ、大ぶりのキャンドル、
     その他ピンと来たアイテム

お申込: 受付はみかどあきこさんまでお願いします
      micadoakiko@gmail.com
みかどさんのツイッターやフェイスブックでもOK

***

ご質問やお問い合わせは私ホイリーの方でも受付ます。webサイト内のお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。それではご縁を感じる皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!

ホイリー 2017/9/5(火) 20:33  (0)
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