日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
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スケルツォ第2番2021/1/13(水)
1.

1966年のアルゲリッチのショパン、
スケルツォが動画に上がっていて
じっくり堪能している。
人の心を一瞬でつかむ音色。
厳しい冬景色の中にある美しさに似ている。

https://www.youtube.com/watch?v=enJ6be4qLMs


夕暮れ2020/12/28(月)
1.W53H

冬の夕暮れに葉がすっかり落ちた
潔い木々を見るのが好き
葉っぱに隠してた本性を出して
勝負している枝ぶりがカッコいい!


紅葉の時期2020/12/28(月)
1.W53H

紅葉の時期が年々ずれているそう
先週のモミジ、きれいな赤でした


ベートーヴェン生誕250年2020/12/17(木)
1.

12月16日は250年前の1770年にベートーヴェンが
生まれた日です。
この画像は13歳頃のようですが、音楽室によくある
ベートーヴェンの肖像画から想像しにくいほどに
愛らしい。誰でも子どもの頃はかわいかったとはいえ、
利発そうなくっきりした目鼻立ちで、やはり天才の
芽生えを感じる。


続 銀杏並木2020/12/5(土)
1.

銀杏はぜんぜん落ちてなかった。
残念ー


銀杏並木2020/12/5(土)
1.W53H

徒歩30分のウォーキングコースで
この時期に必ず行くのがこの銀杏並木。
住宅街の通路の真ん中に銀杏並木が
500m近く続く。
真冬の快晴に背の高い銀杏の下を
ゆったり歩くと本当に気分爽快!!

歩いてて、ふと銀杏の葉のデザインの
不思議さが気になってきた。
ちょっと探したらたくさん答えが出て
納得。
中でもおもしろかったのが、中国では
「鴨足(ヤ―チャオ)」と呼び、
日本はヤ―チャオからイチョウと呼ぶ
ようになったとか。
銀杏の葉が鴨がペタペタ歩いてるように
想像できるなんてスゴイ~~!

詳しく知りたい方はこちら
http://www.tbs.co.jp/kodomotel/plant/20061203_1.html


岡田博美ピアノリサイタル2020/11/23(月)
1.W53H

上野文化会館にて行われた岡田博美さんの
ピアノリサイタルへ出かけた。
定刻通りに演奏が始まると得も言われぬ
美しい音色がひたひたと会場を包み込んだ。
ひと言でいうと円やかで丁寧。
どこを切り取ってもなめらか。音楽が美しい。

前半
J.S.バッハ「フランス組曲第5番」
第5番は個人的に大好きなので楽しみに
していたが想像以上に満足した。
特にアルマンドのさり気ない「歌」的なところが
好きなのだが、メロディがくっきりとして
でもさり気なくがすばらしかった。
ガボットは明るくはじけたイメージを持っていたが
直接的な音ではなく、たっぷりと膨らんだような、
ああ、ホントのガボットの踊りってこんな感じ
なのか。。。?と非常に興味深かった。

ベートーヴェン「ソナタ 熱情」は最終章の迫力に
圧倒された。それまでの冷静クールな演奏から
まるで別人のように盛り上がった。カッコイイ!!

後半
シューベルト「楽興の時 D.780」なんとも美しい。
弾くと楽しいけど聴くとたいくつなのがシューベルト。
でもこんな楽しいシューベルトは初めて聴いた。
やはり音楽作りの精巧さはハンパない。
自分のシューベルト好きを再認識した。

ベートーヴェン「ソナタOp.110 As Dur」
この曲は第一楽章がいい。難しいのにいとも簡単に
音楽にされるしまうので、ずっと目が点だった。

アンコール
ベートーヴェン「エリーゼのために」
かなりテンポアップだったが早弾きしてる感がない。
ゆったりとさえ聴こえる。
メロディを正確に歌わせることができると、
ああなるのか。なんとも不思議で美しかった。

サン=サーンス「左手のための練習曲 エレジー」
初めて聴いた曲。左手だけで演奏されたが両手で
弾いてもかなり難しそう。速いテンポで民族舞曲
のようなエキゾチックな香りがする激しい曲。
スゴイ~~~!!左手だけなのにメロディと伴奏
がはっきり聴こえる。

まとめ
岡田さんは演奏、というより音楽の職人である。
ただ指さばきが素晴らしいだけではなく、作品を
どう作る、料理するか、もうもう全人格から
勉強されているのか自然に出てしまうのか…?
謎だ。
また聴きに行きたい。