日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
2024 - 5



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金木犀2020/10/7(水)
1.W53H

隣の公園の金木犀。
以前は金木犀の香りは、むせ返るような芳香だったが
かなり鼻を近づけないと匂わない。
鼻の感度が下がったのか?花の旬が終わりに近いのか?
それでもこの香りは強いけど温かい☆彡
金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」。
素晴らしい香りに反して控えめな香りを放つので「謙虚」
雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせる
ので「気高い人」とか。
天気予報が当たれば今夜から雨。名残惜しい。。。



続 月の光2020/10/5(月)
1.

フォーレの月の光も好きな曲の上位に入る。
ヴェルレーヌの詩による歌曲。
月明かりの下、ただ楽し気に踊り歌うだけでなく、
そこには
「短調にのせて歌い上げる愛の勝利、浮世の楽しみ」
という不思議な矛盾、、、という判るような
判らないような?精神性の高いポエムだが楽曲は
シンプルで心に残る。

ヴェルレーヌの詩(抜粋)

あなたの魂は、選りぬきの風景
そこを行く魅惑的なマスクとベルガマスク
リュートを奏で、踊りながらも、何がなし
悲しそう、ファンタスティックな仮衣の下で!

https://www.youtube.com/watch?v=00UJlTTlzWM


月の光2020/10/2(金)
1.
2.

中秋の名月に相応しい月の名曲をあげるなら
ドビュッシーの月の光がいい。
ピアノの画家と呼ばれるドビュッシーの
月の光は、イタリア留学時代、ベルガモ地方の
農民生活から受けた印象をもとにした組曲、
「ベルガマスク組曲」の3曲目だが、ドビュッシーの
ピアノ曲で代表的な人気曲でもある。
月光を浴びた風景の幻影、これはドビュッシーの
得意中の得意な作風らしい。
ただ美しい、きれい、だけじゃなく、メロディや
ハーモニーの至るところに倦怠感、諦め、放心、、、
なんかが現れる。
現代では、おしゃれで洗練された聴きやすい曲だが
最初に聴いた人々は、この斬新なサウンドに驚いた
でしょう。

◆月の光
https://www.youtube.com/watch?v=OCebVCLHJzo