日めくり音楽帖
良い耳を作れるクラシックからポピュラー作品を
季節に合わせて紹介しています&日々のlessonとか
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Smoke on the Water2021/9/14(火)
1.

私がテキストとして使用している「バスティン」という
シリーズは、ロック風のリズム(シンコペ風)が
導入レベルからチラチラ入り、タイトルにも
「〇〇のロック」「〇〇ブルース」等がついている。
すると小さい生徒さんから
「ロックってなに?」とよく聞かれる。
なので私がジスイズロックだと思っている
スモーク・オン・ザ・ウォーターの動画を
チラッと見せると皆、納得してくれる。
『世界で一番有名なイントロ』と言われるこの曲は
ディープパープルの代表曲として余りにも有名だが、
ギターがこれでもか!と吠え続ける中間部がいいね。
やる気出したいときのムチにちょうどいい。

Smoke on the Water:1974LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=Sy1_wvkJjsE



ベートーヴェン 悲愴 第二楽章2021/9/13(月)
1.

息苦しいような激しい第一楽章が終わって
この第二楽章は、浄化、鎮静。
朝焼けか夕焼けのイメージを感じる。
何より第二楽章の一番好きなところはモチーフ。
I-ⅴ₇ - I₁ の単純な進行だがv₇のBassが
第三転回型を使用している響きが何度聴いてもいい。
もちろん自分で発見したわけじゃなく
ずっと大昔に先生に教わったことだが
このBassの♭Ⅾとメロディの♭Bを
よくよく聴け!耳に焼き付けろっ!!
と力説された。
当時はピンとこなかったが時が経つにつれ
だんだんとその威力の凄さが少しは
感じられるようになった。
これ以外のBass進行、例えば基本型だと
もう信じられないくらいダサダサ。
やっぱり天才ってすごい!

ピアノソナタ第8番 第二楽章
https://www.youtube.com/watch?v=bE2Zok2eL1Q


マシュ・ケ・ナダ 2021/9/11(土)
1.

作曲したのはブラジリアンファンクの哲人と
呼ばれているジョルジ・ベンという人らしいが、
セルジオ・メンデス&ブラジル’66がカバーして
世界中に大ヒットした。
曲は昔から知っているが、セルジオ・メンデスの
演奏動画を見るのは初めてで感激!!
まずMCらしき女性が紹介するが、その女性の
お衣装も60年代らしくて興味深い。
ヒョウ柄のジャケット?みたいなのがおもしろい。

そしてイントロが始まると途端に何とも言えない
ブラジリアンモードに突入。
あのノリは血の違いを否応なく突きつけられる。
フワフワと宙に浮いているような、でもリズムは
絶対崩れない、、、ムムム
打楽器奏者の最初のタンバリン演奏ひとつとっても
スゴすぎ!ステップ、いや彼らにとっては身体が
自然に動くだけなんだろうけど、あの軽さは見事☆彡
2人のボーカル女子の身体の動かし方をよく見ると
ホント、おしゃれで抜け感がステキ♩
右女子の巨大なボールのイヤリング、サイケの極み!

「マ・シュケ・ナダ Mas Que Nada」とは
なまったポルトガル語らしく、ブラジル人も
あまり使わない言葉で「おやまあ」「よう、どうだい」
のような掛け声説が有力。
歌詞の内容も「ステキなサンバを踊りたいのよ~~」
的な軽い感じ。深い意味がないのがいいね~
しかし、全世界から支持を得たメロディーとリズムは
一度聴いたら忘れられない魔力に満ちている。

★マシュ・ケ・ナダ 演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=BrZBiqK0p9E

★マシュ・ケ・ナダ 日本語訳の字幕つき
https://www.youtube.com/watch?v=fYvPtK7UIFU


ドビュッシー2021/8/25(水)
1.

8月22日は1862年フランスで生まれた
ドビュッシーの誕生日です。
この蒸し暑い、猛暑、雨、雷など
なんとも不安定で過ごしにくい晩夏には
『子どもの領分』より「ゴリウォーグのケークウォーク」
でも聴いてみましょう。
「ゴリウォーグ」とは、イギリスの児童文学者
アプトンが、1895年に「2つのオランダ人形と
ゴリウォーグの冒険で発表した黒人キャラクター。
「ケークウォーク」とは19世紀末にアメリカの
黒人の間で誕生した踊りで、コンテストの優勝者
にはケーキが与えられたことからこの名が付いた
とも言われています。
ドビュッシーは娘のためにこの曲集を作りました。
炭酸飲料が吹き抜けるようなポップな楽しさです。

◆ゴリウォーグのケークウォーク
https://www.youtube.com/watch?v=-TIez3dtAYo


Jazzリンゴ2021/7/6(火)
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2.

毎年楽しみにしているのがこのJazzリンゴ
ニュージーランド産のリンゴでとても好み
ふじのようにカリッと固くて
ジョナゴールドのように甘く
紅玉のように真っ赤で小ぶり
と、日本の代表的なリンゴのいいとこどり
したようなベストマッチ
甘味、酸味、歯ごたえがちょうどよくて
いつ食べてもジューシー
ジャズリンゴと命名したのは
食べると思わずスィングしたくなるような
美味しさだから
だそう イイね

ニュージーランド産の他の品種のリンゴも
食べたことがあるがやっぱりジャズリンゴ
とはダンチでした


くちなしの花2021/6/29(火)
1.W53H
2.W53H

くちなしは花より香りが好き
バニラクリームのようなねっとりした
芳醇な香りが梅雨のムシムシに合う

6月上旬には蕾ばかりだったが
数日前にはほとんど咲いてしまい
残り数個しか花が残ってなかった
花の命は短くて…



楽しみ2021/6/22(火)
1.W53H

飲み物はコーヒー、紅茶が中心なので
だんだん飽きてきた。
久しぶりに緑茶のティーバックを
飲んだらとても美味しかった。
爽やかな口当たりで、はっきりと
緑茶の味がする。
緑茶ティーバックの進化に感心。
更に楽しいのがティーバックの袋に
「伊藤園 新俳句大賞」の優秀作品が
紹介されている。
なんと5歳のお子さまの俳句!
いいねえ~、しっかりした感性の持ち主
だとよくわかる。
じっと見つめる瞳が見えます。

すべてのティーバックに参加者の
作品が次々読めるなんて楽しい。
さすがNice idea!!